裁量も責任も大きいからこそ、仕事にやりがいが生まれる

現在所属するのは、フロントに立って営業活動を行うビジネスプロデュース本部です。見込み顧客に対して、Treasure Data CDPやデータ活用のためのコンサルティングなど、課題解決につながるソリューションをご提案しています。

商談を進めていく上で、社内メンバーとの連携は欠かせません。データを使って何をするべきか、戦略やビジョンの策定から支援が必要な場合には、社内のコンサルタントにも商談に参加してもらいます。お客さまはもちろん、社内メンバーと密にコミュニケーションしながら具体的な提案内容に落とし込み、受注後もプロジェクト推進をサポートするのが主な役割です。

お客さまは日本を代表するエンタープライズ企業が中心となります。プロジェクトは数千万円規模に及び、受注までにかかる時間も半年から一年以上と、大規模かつ長期にわたることが大半です。営業担当として経営層や役員の方々に対して、プレゼンを行うこともあります。インキュデータにデータ活用支援のサポートを依頼することは、お客さまからすればビジネスへの投資という側面が強く、私たちの責任は重大です。そのため、どのような提案をする際にも「本当にお客さまのビジネスをプラスに変えることができるか」を常に意識しています。

責任が大きい分、提案が受注につながったときは非常にやりがいを感じます。特に印象に残っているのは、あるカー用品メーカー様にTreasure Data CDP、ならびにデータ活用をご提案したプロジェクトです。コンサルタントをはじめ社内メンバーと協力し、お客さまと信頼関係を構築して複数年にわたる大型プロジェクトの受注に至りました。それまでプリセールスしか業務経験がなかった私にとっては大きなチャレンジでしたが、営業としての動き方を学べたこと、データ活用に関する知識を深められたことは、とても良い経験になりました。

インキュデータは、ソフトバンク、博報堂、トレジャーデータのジョイントベンチャーです。各社から出向している社員や、大手コンサルティングファーム出身のプロパー社員など、さまざまなスキルを持ったプロフェッショナルが数多く在籍しています。仕事に対する向き合い方や考え方においてメンバーから刺激を受けることも多く、多様な人材が集う環境で働くことは自身の成長につながると感じています。

また、インキュデータはベンチャーということもあり、個人の裁量が非常に大きいです。例えば営業面で言うと、営業戦略や戦術などを営業担当自身で検討し、決定する事が求められます。一方でベンチャーと聞くと「社内制度が整っていないのでは」と不安に思う方がいらっしゃるかもしれません。先ほども申し上げたように、大手三社のジョイントベンチャーですから、育休や産休などの制度も含めた福利厚生面はしっかり整っています。やりがいがあり、かつ働きやすい環境です。

データをめぐる業界やテクノロジーは変化し続けているので、常に学び続けることが大切です。私自身、これまで培ったスキルを活かしつつ磨きをかけて、さらに案件を受注して会社に貢献したいと考えています。今後は、マーケティングなど、新しい領域にもチャレンジしていきたいです。