事業拡大を目指して。新規プロダクトのビジネスモデルをゼロから創る


INTERVIEW

ビジネスプロデューサー マネージャ

養父 隆太郎

二社の外資系企業で展示会の企画・運営や、イベントマーケティング、新規部署立ち上げを経験し、日系ITベンチャー企業に入社。経営企画室やSaaS事業部にて、新規事業の起案や事業戦略の策定に携わる。20213月にインキュデータにジョイン。自社プロダクトの事業拡大に取り組む。

新規事業部の立ち上げメンバーとして入社

新卒入社した英国系企業でトレードショーの企画・運営を担当したあと、米国系IT企業にてイベントマーケティングやインサイドセールスチームの立ち上げに携わりました。二社目の会社では、副業が許可されていたので個人事業としてマッチングアプリを開発、運営を行い、一年ほどで1000人を超える会員規模にまで成長しました。この経験を機に、新しいプロダクトやサービスをプロデュースすることに興味を覚えました。そして次に入社したのが、前職となるITベンチャー企業です。新規事業計画や事業戦略の策定などを担当し、充実した日々を過ごしていました。しかし、事業が成長していくにつれて、業務の比重が「守りの経営企画」にシフト。やはり私としては、新規プロダクトやサービスの業績拡大を担う仕事をしたい気持ちが強かったので、転職を考え始めました。

そのようなタイミングで出会ったのがインキュデータです。新規事業として自社プロダクトを開発し、そのビジネス拡大を担う部署を立ち上げると聞き、大きな魅力を感じました。そこで、現在所属する事業推進本部 IDマネジメント部の1人目のメンバーとして、インキュデータにジョインすることに決めました。

あるのはプロダクトだけ。資料作りからスタート

IDマネジメント部のミッションは、インキュデータが初めて手がける自社プロダクトのビジネス拡大です。私の役割は、ビジネスをトータルプロデュースすること。利益を上げるために、できることは何でもやります。部署の立ち上げ当初は、プロダクトだけしかない状況だったので、入社後の初仕事は資料作りからでした。もちろん、当時の売り上げはゼロ。営業をするにも見込み顧客リストすらない状態でしたので、Webサイトへの検索流入やお問い合わせを増やすために、Web広告運用、Webサイトの制作ディレクション、Webコンテンツ制作、広報活動の一環としてセミナーに登壇するなど、地道にあらゆる仕事をしてきました。初めて契約まで結びついたときは、本当に嬉しかったです。

現在IDマネジメント部は、ビジネス領域担当が自分を含め二名、バックオフィス担当が一名、エンジニア三名の部署に拡大し、体制が整ってきました。しかし、多角的に業務を行う点は全く変わっていません。ビジネス領域を担うもう一人のメンバーもメインとしてはセールスを担当していますが、もともとは経営企画出身のため、数字を根拠とした分析に長けているだけではなく、未経験業務への関心と取り組み意欲も高く、強い向上心をお持ちの方です。エンジニア三名はいわゆるフルスタックエンジニアで、フロントエンドからバックエンドまで、さまざまな業務をお任せしています。プロダクトに搭載したい機能や要望をお伝えして、それを開発してもらうなど、エンジニアのメンバーとはいつも密にやりとりをしています。

会社の制度も利用してスキルアップを図れる

IDマネジメント部の仕事は、道なき道を作っていくようで、とても刺激的です。利益を拡大するためにどうすればいいか。その方法を自分たちで考え、実践していく。ルーティンワークとは真逆の創造的な仕事であり、大きなやりがいを感じています。しかし、私のようにもともと経験や知見がない業務にも意欲的に取り組めるタイプであっても、新しくスキルを習得するのは大変です。勉強やリサーチには時間も労力もかかります。そうしたときに役立ったのが、スキルや資格習得を支援する社内制度でした。オンライン学習システムを利用できるなど、インキュデータには個人のスキルアップをサポートする体制が整っています。

さらに、インキュデータの特長として挙げられるのは柔軟性の高さです。社内ルールや制度、業務フローに関して「ここを変えるとさらに効率的では?」という社員の進言に耳を傾け、必要性があればしっかり改善してくれます。

お互いに信頼しているからこそ、何でも話し合える

業務はリモートがメインです。商談もオンライン中心なので、一日に複数のアポイントメントがあっても、そのほかの業務を進める余裕があります。社内のやりとりもオンラインベースかつフルフレックス制なので、お子さんがいるメンバーは送り迎えに時間を割けるなど、生活スタイルに合わせて働けます。ただ一方で、オンラインでのやりとりは対面なら数分で済む話をしづらい、相手の様子や感情を読み取りづらいといった側面があるのも事実です。そのため、IDマネジメント部では、前提として数値をベースに会話する、思ったことは包み隠さず言葉にする、文字にしにくい質問は電話ですぐに問い合わせるといったコミュニケーションを意識しています。普段から話をしやすい関係性を構築することも大切なポイントです。

また、オンラインのやりとりだと特に難しいのが、ちょっとした確認や指示出しです。そこで、お互いが業務の進捗や達成率を把握できるように、クラウドで作業したり、日々の業務で数値目標を決めて具体的に話をしたりするようにしています。とはいえ、インキュデータは創業当初からリモートで働くことを前提としている会社ですから、オンラインでも働きやすいようにフォローが行き届いています。

目指すのは、ビジネスプロデュースのプロ

事業戦略、営業、マーケティング、広報など、IDマネジメント部は多角的なスキルが身につく部署です。求める人物像としては、さまざまな経験を積んでいることが理想ではありますが、反対に「このスキルさえあればいい」と言えるものはありません。何より大事なのは、好奇心旺盛で未経験の仕事に積極的にトライできること、ビジネス拡大に何が必要かを考えて自分から動けることです。このようなマインドをお持ちの方や、総合的なビジネススキルを磨きたい方とは、ぜひ一緒に働きたいです。

私自身の目標は、ビジネスプロデュースのプロフェッショナルとしてキャリアを積み、プロダクトすらない状態から新しい事業を創ること。インキュデータは、社員のやりたいことを最大限後押ししてくれる会社ですから、自由な発想で新しいプロダクトやサービスを世に送り出したいですね。

※こちらのインタビューは、2023年2月に行いました。(撮影場所 WeWork Ginza Six)

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