マイナスをゼロにするのではなく、プラスをよりプラスにできるDX推進を
INTERVIEW
インサイドセールス
槇島 めいみ
2017年10月から三年二ヵ月にわたり、トレジャーデータ株式会社でインターン。主にインサイドセールス、マーケティング領域の業務を中心に経験を積み、2021年2月にインキュデータにジョイン。
裁量も大きく能動的に働ける環境で、
インターンとして経験を積んだ三年間
大学在学中にトレジャーデータでインターンをしていたのですが、当時のトレジャーデータは決して規模が大きくはない会社でした。個人が負う責任も重い代わりに裁量も大きく、語弊はあるかもしれませんが「責任を取れるのであれば何をしてもいい」という風土があったように思います。そのため、インターンながらに会社から信頼を得て働いている感覚を得られました。
インターンでも意見を無下にされることなく、「しっかりと考えた上でやってみたいことはやった方がいい」とアドバイスを貰ったこともあります。能動的に働ける環境を積極的に作っていただけたので、とても楽しく働かせていただきました。主にインサイドセールスやマーケティングの経験を積み、2021年2月にインキュデータにジョインして今に至ります。
JVならではのCDPを活用し、
大企業の課題解決を手助けする
インキュデータにジョインしたのは、インターン時代にお世話になった現在の上長からのお声がけがきっかけです。トレジャーデータがCDPを中心に事業を展開しているのに対し、インキュデータはそのCDPをクライアントの課題解決の手段に用います。データビジネス事業によって、データ活用を軸とした日本のDXを推進していける。インキュデータならトレジャーデータでの経験をより広い領域に還元できそうだと感じたのが、ジョインの決め手でした。
実際にインキュデータのデータビジネス事業では、DXをめざす各業界の最先端で動く大きな企業を相手にします。ジョインをして特に魅力的に感じたのは、業界を問わずにビジネスができる点です。またビッグネームのクライアントが多く、巨大なものを動かしている感覚を得られるのは非常に刺激的ですし、モチベーションにもなっています。
クライアントと密に関わる立場だからこそ果たせる、インサイドセールスとしての役割がある
現在は、主にインサイドセールスに携わっています。具体的には、新規クライアントの開拓のために電話やメールでインサイドセールスを行い、商談に繋げるまでの業務が中心です。並行してクライアントのナーチャリング施策、ウェビナーや定期セミナーの企画・登壇、親会社向けのインキュデータ紹介なども行っています。マーケティング部の中でも、直接クライアントと話す機会が多い立ち位置ですね。インキュデータを知ってもらうためにクライアントと直接関わる、いわばフィールドマーケター的な存在でしょうか。
また、インサイドセールスはマーケティングにもセールスにも近い存在です。両部署の状況を理解した上で動き、橋渡し的な役割を担えるのはインサイドセールスだからこそできることだと思います。マーケティングチームとSDR目線の意見を共有し、こういったクライアントは提案余地が大きい、逆にこういった状況のクライアントは難しいなど、マーケティング戦略を立てる際に実地的なフィードバックを返すこともあります。
クライアントの利益をさらにプラスにする、
インキュデータならではのDX推進
インサイドセールスはとてもやりがいが大きく、最大の魅力はクライアントの状況把握からゴールまでを一番近くで見届けられることです。私は、すべての案件に関わるクライアントの声をリアルタイムで把握できている状況こそがインサイドセールスの理想形だと考えています。それが実現できれば、インサイドセールスはプロジェクト創出の中心的な存在にもなり得るはずです。そこをめざし、日々邁進しています。
また、DXを推進する企業はインキュデータ以外にも多くあります。現状、日本企業ではいわゆるペーパーレス化や業務効率化など、負の側面をゼロにしようとする動きが主流のように思います。それが大変意義のあることで、現代の日本企業にとって喫緊の課題でもあることは言うに及びません。その一方で、インキュデータが取り組んでいるのは、データ活用によるマーケティングの高度化、クライアントの既存事業の変革、新規事業の種を生み出す支援といった、クライアントの現状の利益をさらに増大させるビジネスです。CDP導入により企業をもっと豊かにするお手伝いができるのは、未来を創っているようでとてもワクワクします。インフラは必要不可欠なものではないため、難しいビジネスではありますが、その分大きなやりがいを感じながら働いています。
誰もが輝くことができる、
スタートアップの熱量を持った環境
インターン時代のトレジャーデータのように、インキュデータも個人を尊重してくれるフラットな環境です。若いから、経験が浅いから、女性だからといって、嫌な思いをすることはまったくありません。基礎中の基礎のようなことを聞いても嫌な顔一つせず対応してくださるので、こちらも気兼ねなく声掛けや質問ができています。ちょっとした確認や相談でも、みなさん頻繁にSlackやzoomを活用している印象ですね。困っている人に手を差し伸べる風土があるので、そういうところに気がつく人は輝ける環境ではないでしょうか。密に連携が取れているからこそ、私たちのディスコミュニケーションが原因でクライアントに迷惑をかけてしまうようなことを防げている感覚もあります。
また、インキュデータにはスタートアップらしい泥臭さもあります。みなさん「もっと案件を取ろう」「もっとお客さまを取ろう」と意欲的で、会社全体でその思いを共有してストイックに目標に向かっています。私もインサイドセールスを通して多くの方にインキュデータをより身近に感じていただき、信頼を得られる会社にするために貢献していきたいです。
※こちらのインタビューは、2021年10月に行いました。(撮影場所 WeWork Ginza Six)