インキュデータは、仕事を通して青春を再体験できる場所
INTERVIEW
デジタルマーケティングスペシャリスト
海田 裕司
大学在学中の2004年に起業。販売業、人材派遣業、飲食業など幅広く展開し、事業譲渡。
2011年に大手インターネット広告代理店に入社し、営業からスタッフサイドまで幅広く経験を積む。その後ベンチャー企業を経て、2020年にインキュデータへジョイン。
会社が「生きている」ことを実感し
インキュデータにジョイン
学生時代に立ち上げた事業を七年続け、もっと大きな仕事に携わりたいという思いから大手インターネット広告代理店に入社しました。営業からスタートしてスタッフサイドまで幅広く経験し、その後ベンチャー企業を経て現在に至ります。
インキュデータに注目したのは、今後勝っていける業界に入りたいと思ったからです。広告のトレンドは純広告から運用型広告に移行し、配信の自動化も進んでいます。その先にはクリエイティブがあり、最終的にはGAFAのように自社のデータを持つ企業が市場をコントロールできる力を持つと考えられます。いわばその「勝ち馬」に乗りたいというのが、データ業界に足を踏み入れた動機です。
実はもう1社と迷っていたのですが、決め手になったのは面談でした。面談でお会いした一回り年長の人が、自分の数倍の知識と熱量を持っていたんです。まさにその人が最前線で走り続けている証拠であり、「この会社は生きている、絶対に伸びていく」と確信しました。ソフトバンク、博報堂、トレジャーデータを掛け合わせた上に、各社からエース級の「生きた」人材が集められているとなれば、より強いシナジーが生まれるはずです。立ち上げから間もないタイミングでもあり、組織を作り上げるところから携わりたいと考えてインキュデータにジョインしました。
広告ビジネスの領域から
クライアントのデータ活用を支援
広告ビジネス本部は、基本的にアフターCDPと呼ばれる領域をミッションとして担っています。インプリメント、データの集約、整理、統合が終わり、その情報をもとに何をしていこうか考えたり、実行まで落とし込んだりするのがメインミッションです。よりわかりやすく言うなら、データを活用したマーケティングの部分でしょうか。広告配信などを軸に、クライアントのDX推進を後押しする役割です。たとえば、データは整理されているのになかなかうまく活用できていないというときに、そのデータを十二分に活用するための支援をさせていただいています。
われわれの強みは、クライアントのご相談に対するクリティカルなご提案です。以前、数社に相談したもののピンと来ないというクライアントからご相談を受けたことがあります。そこでわれわれがお話をさせていただいたところ、すぐに話がまとまりました。クライアントのニーズにマッチした絵を描けたこと、その絵についてきちんとかみ砕いて説明し、お互いに齟齬のない状態にできたことが大きかったのではないかと思います。広告ビジネス本部の強みを再確認することができた、非常に印象深い案件です。
トップティア企業のJVは
人材のレベルとラベルが違う
インキュデータは、人材の背景が色とりどりです。かつ、専門性を要求される高度な仕事をこなしてきたプロフェッショナルが集まっています。どこを見てもトップティア企業出身の人たちばかりなので各人のマインドも高く、話を聞いているだけでも刺激を受けますし、背中を追いかけたいと思えるような人にも出会えます。人材の多様性とレベルの高さは他社にはない魅力ですし、常に切磋琢磨し合って成長することができます。
そのうえインキュデータはまだ人数が少なく、コミュニケーションを取りやすい環境です。自ら積極的に働きかければ、際立った知見を得ることもできます。壁にぶつかったときに自分が知らなかったような世界を提示され、視野が広がることもあります。1on1ミーティングも盛んで、スタートアップ的な距離の近さがあるのも一つの特色だと思います。
ベンチャー×JVの刺激的な環境で
3度目の青春を謳歌する
スキル的にはやはりデータに関わってきた方や、デジタル系のマーケティングで長く走ってきた方はなじみやすいと思います。また、インキュデータには面白いことがたくさんあるので、今の仕事に対してモチベーションを維持できない方は一度話を聞いてみてはいかがでしょう。広告ビジネス本部に絞ると、広告業界である程度実績を積まれた方であれば業務に支障はないと思います。私もそれほどデータに明るい方ではありませんが、特に苦労はありませんでした。
マインドとしては、指示を待つのではなく自ら手を挙げられる方が輝ける環境です。インキュデータは超大手のJVとはいえ、ベンチャーマインドを非常に高く持っています。良くも悪くも整備されていない部分が沢山あるので、そういうところに面白味を感じてチャレンジできる方はマッチすると思います。
あとは個人的な話になりますが、インキュデータに入り、十数年ぶりに仕事が面白いと思えるようになりました。私は仕事を通して、青春を3回経験しています。1回目が学生起業したときで、三ヵ月間ずっと一時間ぐらいしか寝ていなくても毎日楽しかったのを覚えています。広告代理店に入社してしばらくの間も、高校生に戻ったかのような気持ちで働いていました。そして、今が3回目の青春です。もう一度青春を味わいたい人、熱量を持って仕事ができる人と、ぜひ一緒に働きたいと思っています。
めざすはナンバーワン。
インキュデータが輝ける領域を模索する
今後のビジョンは、インキュデータを何かの領域でナンバーワンにすることです。どのナンバーワンでNo.1になれるのか、自分たちはどんな事業やサービスを作り出せばいいのか、みんなで一緒に走りながら道筋を考えていきたいです。
たとえば、D2C支援事業ではなく自社でD2C事業を立ち上げるのもありだと考えています。または、クリエイティブの自動生成のようなことも面白いのではないでしょうか。クリエイティブ領域がなくなることはないので、そこにデータを掛け合わせて何かできればインキュデータの大きな強みになるのではないかと思います。ナンバーワンをめざしてしっかり結果を残しながら、インキュデータが携わる領域が着実に広がっていくことを願っています。
※こちらのインタビューは、2021年10月に行いました。(撮影場所 WeWork Ginza Six)