自由度の高い提案で、クライアントのデータ活用を後押しする


INTERVIEW

ソリューションアーキテクト

岡田 鷹治

大学卒業後、通信機器開発メーカーに入社しネットワーク設計・構築およびテクニカルサポートに従事。その後、インターネットサービス企業、コンサルティング企業、広告代理店にて、開発エンジニアとして幅広い経験を積む。2021年にインキュデータにジョイン。現在はソリューションアーキテクトとして、アーキテクチャの提案・実装を通してクライアントのデータ活用を支援している。

ソリューションアーキテクチャを軸に
データ領域の理解度を深めたい

大学で情報科学を学んだのち、2008年から通信機器開発メーカーでCisco/Juniper製品を用いたネットワーク設計・構築とテクニカルサポートを担当していました。その中で開発への気持ちが強くなり、インターネットサービス企業に転職したのが2013年のことです。メール配信システムの開発エンジニアとしてデータの利活用プロジェクトを立ち上げたことをきっかけに、データ領域に興味を持つようになりました。
3社目のコンサルティング企業では大手リテール業、保険業等のクライアント向けにTreasureData導入案件を担当し、プロジェクトリーダーとしてデータの整備から分析までを牽引しました。次に入社したのは広告代理店です。ここでは大手飲料メーカー向けの機械学習案件を担当し、社内システムの自動化に携わったほか、社内向けCDP・自動化・プログラミング等の講師も務めました。そして、2021年にインキュデータに入社して今日に至ります。
データ領域に対する理解を深めたいと考えていた自分にとって、データのスペシャリスト集団であるインキュデータは理想的な環境でした。また、TreasureDataを中心に据えたサービス展開を行っている点も大きかったです。TreasureDataはデータ操作に対する自由度が高く、前職時代から面白いツールだと感じていました。
また、インキュデータはTreasureDataを中心に置いてはいるものの、特定のツールに縛られているわけではありません。幅広い選択肢を持ってクライアントを支援しながら、ソリューションアーキテクチャを軸にデータ活用とコンサルティング双方の知識を吸収できる環境が整っていたことは大きかったです。

社内全体のデータリテラシーの高さが
プロジェクト進行の追い風となる

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クライアントのシステム環境を把握し、ベストなアーキテクチャを提案・実装するのがソリューションアーキテクトの役割です。前職でも同様の業務経験がありますが、インキュデータの働きやすさには感銘を受けました。というのも、インキュデータではエンジニア以外のメンバーもデータリテラシーが高いのです。
プロジェクト進行において、コンサルタントとエンジニアの間には溝ができやすいものです。前職でも、データリテラシーの差ゆえに認識のズレが生じることは少なくありませんでした。しかしインキュデータでは、そういったことがまず起きません。施策はコンサルタント、システムはエンジニアというような垣根を越え、双方が寄り添いながらプロジェクトを進める風土が浸透しています。
また、インキュデータにはバラエティに富んだ人材が集まっています。データ操作の基本的なスキルを全員が有した上で、インフラ系に強い、Web系に強い、TreasureDataに詳しい、クライアントワークに強いというように、メンバーそれぞれに持ち味が存在します。たとえばプロジェクトで課題が生じたときに、その領域に強いメンバーを助っ人としてアサインできるのは大きな強みだと思います。

フロント業務を経験できる貴重な環境で
エンジニアの枠に留まらないスキルアップを

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業務を通してスキルアップできる領域は、まずはTresureDataです。勉強会を通してたとえばBraze、Reproなど、シナジーのあるツールの知識も身につけることができます。
また、インキュデータのソリューションアーキテクトはコンサルティングにも密に関わるため、クライアントワークに関しては確実にスキルアップできます。あとは顧客折衝をしていく中で、エンジニアタスクのスケジューリングをすることになります。ある程度工数の感覚がないと、スケジュールを立てることはできません。マネジメント的な視点から業務に携わることで、PL、PMの素養も身についてくるのではないかと思います。

フレキシブルな発想力で
クライアントの課題解決に貢献する

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ソリューションアーキテクトにマストのスキルは3つあります。エンジニア領域での業務経験があること、コミュニケーション能力、そして問題解決能力です。ウォントとしては社内での要件定義に携わったことがあること、あとはTreasureDataの実装経験があればベストです。ただ、入社後のトレーニングでTreasureDataについて学ぶ機会はあるので、極端に言えば触ったことがなくても問題はないかと思います。
マストについてそれぞれ簡潔にご説明させていただくと、エンジニア領域での業務経験に関しては領域を問いません。なぜなら、さまざまなバックグラウンドを有したメンバーが集まった方がチームとして強くなるからです。データにシナジーがある範囲で、尖った領域をお持ちであることが望ましいです。
コミュニケーション能力がマストなのは、クライアントやベンダーとディスカッションしながら仕様を決めていくケースが多いからです。円滑にプレゼンテーションをするためにも、コミュニケーション能力は欠かせないと思います。
最後の問題解決能力に関しては、クライアントごとに抱えている課題が異なる以上、柔軟な対応が求められます。そのときに必要になるのが、課題をどう乗り越えていくか考える力、あるいは今後どんな課題が発生しそうか予測する力です。これらのスキルに加え、前向きなマインドセットができる人がインキュデータに向いているのではないでしょうか。

どこまでも選択肢の幅を広げ、
クライアントにとってより良い支援を提供したい

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冒頭で申し上げたように、私がインキュデータに魅力を感じたのはデータを中心に置き、ツールに縛られることなくクライアントを支援する考え方に賛同したというのが大きいです。ただ、現状はTreasureDataを中心とした案件が多いことは否めません。
より自由度を高めるためには、今以上にツールの枠を超えていく必要があります。クライアントの現状のシステム環境にもっともふさわしいツールをご提案するためにも、周辺技術やツールの拡充をソリューションアーキテクトとして積極的に働きかけていきたいです。

※こちらのインタビューは、2021年10月に行いました。(撮影場所 WeWork Ginza Six)

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