定量的な成果を示すことで、お客さまと喜びを分かち合いたい


INTERVIEW

データマーケティングコンサルタント

及木 翔平

新卒入社したWeb制作会社で、サイト制作に従事。その中で、データ活用分野に関心を抱き、デジタルマーケティングを手がける企業へ転職。データ活用コンサルティング業務をはじめ幅広い経験を積んだ後、インキュデータにジョインする。現在はデータソリューション部にてマーケティングチームを率い、CDPの導入や運用支援を実施している。

データ活用のスペシャリストを志し、インキュデータにジョイン

新卒で入社したWeb制作会社では、キャンペーンサイトの制作などに従事しました。最初の転機は、入社から三年ほど経過した頃でした。外資系の企業と資本提携したことで、従来のPVや訪問数などを重視したサイト構築から、サイト目的を定義した上でビジネスに寄与するKPIを設定しPDCAを回す、という視点が加わりました。この時、担当業務の定量的な分析に取り組んだことがきっかけとなって、データ活用領域に興味を持つようになったのです。その興味関心が増すにつれて、データ活用により深く携わる仕事をしたいと思うようになり、最初の転職を決断しました。

次の会社では、Webサイトのアクセス解析やサイト改善提案などを担当するコンサルティング業務に従事し、その後インキュデータにジョイン、現在に至ります。前職では未経験領域の業務にも取り組むなどして成長を実感する一方、数百人規模のプロジェクトにアサインされる機会が増え、裁量の小ささに悩むこともありました。「創業間もないインキュデータなら、大きな裁量を持ってデータ活用の仕事に挑戦できる」「自分がパイオニアになって、会社の方向性に関与できる」と思ったことが、入社の決め手になりました。

導入から運用まで継続支援、ビジネスを成功へと導く

現在はデータソリューション部のマーケティングチームに所属し、チームリーダーとして、CDP(カスタマーデータプラットフォーム)の導入や活用支援を担当しています。CDPは、ただ導入しただけで成果を得られるツールではありません。適切な運用支援を通じて、ツールや施策の効果を最大化することが私のミッションです。

はじめに要件定義を実施し、お客さまのご要望からマーケティングの基本方針を策定します。KGI/KPIといった指標やカスタマージャーニーの設計を実施することで、データ活用の方針を定めます。その際必要に応じて、MAやダッシュボードといったツールの選定を支援することも大切な役割です。CDP導入後は、要件定義で策定した戦略の実践をサポートしながら、データ分析の結果に基づいた改善提案を行い、PDCAを回しながら伴走します。

導入から運用まで一貫した支援をすることには大変さを感じることも多いですが、お客さまへ提案できる領域の幅も広く、また結果を出した分だけ評価してもらえることが大きなモチベーションになっています。大きな裁量権を与えられ、チームを率いる現在のポジションには非常にやりがいを感じています。

各分野のプロフェッショナルと共に働き、目に見える成果を挙げる

この仕事をしていて一番達成感を得られるのは、お客さまに対して定量的な成果を提示し、喜びを共有できたときです。売り上げが何%増加した、費用を何%削減できた……と、取り組みの結果を数値化することには、データマーケティングコンサルタントとしてのキャリアを踏み出したときから一貫してこだわり続けています。支援する中で、どれだけROI(費用対効果)を高めて、お客さまのビジネスに還元できるか。大きな責任を伴いますが、非常にチャレンジングでやりがいのある仕事だと感じています。

多様なバックグラウンドを持った社員と一緒に働けることも、インキュデータの魅力です。私自身、コンサルティングファーム出身の社員からは、ロジカルシンキングやドキュメンテーションの要点を多く学びました。また、エンジニアとタッグを組んでCDP導入を実施することで、技術的な知見を多く得られたことも大きな財産です。各分野のプロフェッショナルと密に連携を取りながら仕事を進めることで、マーケティング領域以外の知見も得られ、自身のキャリアに良い影響を及ぼしています。

リーダーとして、メンバーの小さな変化も見逃さない

チームのリーダーとして働く上で重要なミッションは、メンバー全員のスキルアップを図ることです。毎週実施しているオンラインチーム会議では、各自の進捗や悩みについて当番制で共有してもらい、出されたテーマについてディスカッションを実施しています。私も前職のプロジェクトで得た経験を共有するなどして、チーム全体のレベルアップに貢献しています。

また、メンバーの小さなコンディションの変化を見逃さないことも、リーダーとしての大切な役割です。その点において、チーム会議は各メンバーの状況を確認する場としても機能しています。忙しかったり精神的に辛かったりといったサインは、声量やトーンといった些細な変化として現れることも多い。オンライン会議での様子はもちろん、何気ないチャットのやり取りにおいても、一人ひとりが発するサインを見逃さないことが大切です。

「第二創業期」のインキュデータが成長するためには

インキュデータには、組織として強くなれる余地がまだまだ多く残されていると感じます。業務の進め方から稼働管理、勤怠労務まで。さまざまな観点において改善策を提案し実行する「第二創業期」のフェーズにあると言えるでしょう。

例えば、各社員が持つ知識やノウハウをナレッジ化して蓄積したり、個人の裁量に任せられていた仕事の進め方をある程度標準化してクオリティを担保したり。インキュデータという会社全体の質を高める段階に来ていると思いますし、社員としてそこに携われることをうれしくも思っています。

私個人のキャリアとしては、今後も「データ×マーケティング」領域で経験を積み、成果を挙げていくことを大切に考えています。まずはデジタルマーケティング分野でキャリアを重ね、将来的には、営業やカスタマーサポートにおけるプロセス改善や商品開発といった領域にも、データ活用の場を広げていきたいですね。

こちらのインタビューは、2022年7月に行いました。(撮影場所 WeWork Ginza Six)

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