地道な仕事を積み重ねて、市場における存在感を高める


INTERVIEW

マーケティングマネージャ

二之宮 亮人

通信会社にて法人営業に携わった後、外資系ITベンダにてMA製品のフィールドセールスを担当。その後、マーケティング部門を立ち上げるタイミングでインキュデータにジョイン。現在は、認知拡大 見込顧客の獲得・啓蒙活動 有効商談創出 など、マーケティング業務全般に携わる。

ゼロからマーケティング部を立ち上げる

新卒で入社した通信会社では法人営業、前職の外資系ITベンダではMA製品のフィールドセールスを担当していました。キャリアを重ねる中で頭にあったのは「B2Bセールスだけではなく、より上流の顧客接点であるマーケティングにも携わりたい」という思いです。インキュデータについて知ったのは、そのように将来のキャリアについて考えていたタイミングでした。先にインキュデータに入社していた知人から話を聞く機会があったのですが、創業して間もないため、まさにこれからマーケティング部を立ち上げるというタイミングでした。志望する業務を担当できる上に、部署をゼロから作り上げていく。そのことに興味を覚えて、2020年6月にインキュデータへジョインしました。

優秀なメンバーが多くそろっていることも、私がジョインを決めた理由の一つです。親会社であるソフトバンク、博報堂、トレジャーデータ三社からの出向メンバーはもちろん、チャレンジングな環境を求めてジョインする優秀なプロパー社員も増えている状況でした。入社前にカジュアル面談を重ねる中で、社内メンバーの質の高さを感じる場面が多々あり、「彼らと一緒に働きたい」と強く感じました。

会社の認知を高め、リード獲得、育成へ

現在は、マーケティング部に所属しています。マーケティング部には、マーケティングとインサイドセールスを担当する二部門があり、私は前者を統括する立場です。マーケティングチームの主な役割は、市場におけるインキュデータのプレゼンスを高めること。イベント開催やWeb広告をはじめとして、さまざまな方法で自社が提供するサービスやプロダクトの認知を高め、リード獲得から購買意欲の醸成に携わります。インサイドセールスチームは、獲得・育成したリードに対して、電話やメール、Zoomなどのツールを活用し、見込顧客となりうるリードにアプローチして商談機会を作り、フィールドセールスに引き渡します。

マーケティング部の最終的なゴールは、受注に繋がるパイプラインを潤沢に創出し、会社の売上に貢献することです。私たちが市場に働きかけて獲得したリードが、最終的に受注まで結びついたときには、大きなやりがいを感じます。実際にお客さまとやり取りして契約をまとめる営業と比べると、マーケティング部の仕事はやや地味です。しかし、私たちの働きなくしては、会社として新たなお客さまを開拓することはできません。案件の受注に至るプロセスを縁の下で支える存在として、これからも力を発揮していきたいと考えています。

裁量の大きさが仕事のやりがいにつながる

冒頭でも申し上げた通り、私が入社した当時はマーケティング部門を立ち上げるタイミングだったので、マーケティングメッセージ、オペレーションフロー、各種のテクノロジースタックも何ひとつ決まっていない状態でした。何もかもゼロの状態から理想的なオペレーションフローを考え、それに必要なツールを導入・構築し、人材を採用する。自分たちで組織を立ち上げていくのは骨が折れましたが、とても楽しい仕事でもありました。このようにインキュデータには、個人に広く裁量を持たせてくれるカルチャーがあり、それは今でも変わりません。事業にとって必要だと認められれば、どんな内容でも裁量が認められる環境です。

マーケティング部では、会社の認知度をさらに高めるために、インキュデータのWebサイトリニューアルも進めています。創業当初よりも提供できるプロダクトやサービスの幅が広がっているため、新たに会社の顔となるWebサイトが必要だと考えているからです。例えば、コンサルティングサービスは無形商材であるため、プロダクトと比べて外からケイパビリティが見えづらい。サービスの性質上、仕方がない部分はありますが、それでもインキュデータの特長や強み、実績を目に見える形で提示するために、マーケターとして日々試行錯誤しています。

柔軟性の高い働き方で成果を発揮する

フレックス制、フルリモート勤務を採用しているインキュデータでは、多くのメンバーが仕事とプライベートを両立しています。例えば、お子さんの送り迎えなどで業務を中抜けされる方も少なくありません。働き方の柔軟性はかなり高いです。私は基本的に自宅で業務を行なっていますが、自宅近くのコワーキングスペースや銀座オフィスで仕事をする方もいます。
マーケティング部の業務はオンラインで完結するものが多く、出社が必要とされる機会はそれほど多くありません。チームのメンバーとはSlack中心でのやり取りとなりますが、特に不便は感じていません。週に1、2回はZoomを通してメンバー同士顔を合わせる機会を設けたり、適宜1on1ミーティングを行ったり、内容によってはリフレッシュも兼ねて、オフサイトミーティングを実施することもあります。チームメンバーがより働きやすい環境を作れるように意識して取り組んでいます。

インキュデータはマーケターとして成長できる場所

日系・外資系問わず、大企業のマーケティング部門の場合、業務が細分化していて、チャネルごとに担当が分かれている場合もあります。現在、インキュデータでは新たなメンバーの加入に伴い、ある程度業務を分担できていますが、本人の意向次第で、マーケティングの全領域に携わることも可能です。マーケティングテクノロジーやセールステクノロジーなど、さまざまなツールの使い方やナレッジを身に付けることが可能なため、マーケターとして間違いなく成長できる環境です。また、私たちの部署は、会社としてどのようなメッセージを市場に打ち出していくかを考える役割も担っています。マーケティング領域を飛び越えて、組織全体の方向性を決める業務に携わることも、必ず大きな経験になるでしょう。

マーケティング領域の専門性が高い人には、ぜひ入社していただきたいです。しかし、私たちの仕事で最も大切なのは、お客さまをよく知り、何を求めているのか、それに対してどのような貢献が可能なのかを考え抜くことだと思っています。そういった意味では、例えば、インサイドセールスやフィールドセールスとして、長らくお客さまとの接点を持ったり、支援をされてきた方にも、ご活躍いただけるはずです。

マーケティングに関わる特定のスキルより、重視しているのは「仕事へのマインド」です。受け身ではなく、セルフスターターであること。何をしたいか、どのようにしたいかを自分で考えて提言できる人が、この会社のカルチャーにマッチすると思います。そういったマインドセットの方と、これからのインキュデータをともに作っていけることを願っています。

※こちらのインタビューは、2022年12月に行いました。(撮影場所 WeWork Ginza Six)

ENTRY エントリー
ENTRY エントリー

創業初期のチャレンジングな環境で、インキュデータの一員として活躍する熱意のある方を求めています。
興味のある方は、各募集職種のエントリーフォームよりご応募ください。