培ったスキルを社内に還元。メンバーと協力し合ってプロジェクトを前に進める

現在は、ソリューション本部 データソリューション部にて、プロジェクトマネージャとして働いています。私の役割は、社内のチームとお客さまの間に立って、CDPに関わるプロジェクトを円滑に進めること。お客さまからの要望を整理した上で、社内のエンジニアやデータサイエンティストと調整して適切な工数やリソースを見極め、いつまでに誰が何をするのかを具体的に決めていきます。

お客さまを交えた打ち合わせの場で議論が白熱しても、実際に何も決まらなかったら意味がありません。多数のステークホルダーがいる大手企業の場合は特にそうなる傾向にあります。とはいっても時間には限りがあるので、少しずつでも着地点を見出してプロジェクトを前に進めることが大切です。

苦労することもありますが、そうしたときはプロジェクトマネージャ同士で助け合っています。インキュデータに在籍するプロジェクトマネージャは、過去にシステム系や金融系のプロジェクトに携わってきた大手コンサルティングファーム出身者、営業やデータに関わる業務に従事してきたメンバーなど、バックグラウンドが多種多様です。どんな領域の問題でも、誰かに聞けば解決することが多々あります。私の場合、前職の経験もあってトレジャーデータCDPの知見があるので、その分野でメンバーからの質問に回答することが多いです。進捗確認はもちろん、ちょっとした困りごとを報告できる環境や仕組みも社内に整っているので、お互いにカバーし合って働いています。

仕事のやりがいは、大きな裁量を持って働けることです。CDPを活用してお客さまの業績向上を目指すだけでなく、そもそも「どのようなゴールを目指すのか」という戦略の土台作りから一任されるプロジェクトも少なくありません。お客さまやその先にいるエンドユーザーのためにも、責任感を持って仕事に取り組んでいます。

また、私はプロジェクトマネージャとは別で、コンサルティング領域の業務をする場合もあります。現在携わっているのは、化粧品メーカーのDX支援です。実は、前職でECサイトの分析や改善を行っていた経験があったため、チャンスがあればコンサルティングやマーケティング業務にも携わりたい気持ちがありました。意欲がある人に、部署や領域が異なる仕事も任せてもらえる環境はとてもありがたいですね。CDPに関わるプロジェクトマネージャ業務でも、コンサルティングやマーケティング領域は必ず接点があるので、ここで培ったスキルや経験は本職にも必ず生きると考えています。

以前働いていた会社も、現在のインキュデータのようにフルリモート、スーパーフレックスに近い制度を採用していました。しかし、時間を問わず、ときには早朝や深夜に、チームメンバーから仕事の連絡が届くことが非常に多かった。その点、インキュデータでは全社的に時間に関する意識がしっかりしており、そのようなことはありません。Slackなどオンライン中心のコミュニケーションだからこそ、メッセージを送る時間に気をつける、やわらかい表現を心がけるなど、お互いへの配慮を大切にしています。

現在、私は週に一回出社する程度で、時間に余裕を持って働いています。働き方に融通が利き、プライベートと仕事を両立しやすい環境です。担当しているお客さまの関係で関西に出張することがあるので、全国のコアワーキングスペースを利用できる制度もよく使っています。打ち合わせと移動の空き時間にオフィスで働けるのはとても便利です。

業務を通じてCDPなどのデータ基盤に携わってきた方には、ぜひインキュデータに入社していただきたいです。そうした経験をお持ちでなくても、システム開発の案件でプロジェクトマネージャをされていた方なら、活躍できる場面が多いはずです。マインドの面では、プロジェクトを成功に導きたいという強い気持ちを抱いてる方、成功させるためには何をすべきかをしっかり考えられる方と一緒に働きたいです。

私もプロジェクトマネージャとして、お客さまのビジネスを支援できるように最大限努力し続けます。コンサルタント、マーケターとしても、幅広い経験を積んでいきたいです。そこで培ったスキルや経験を社内に共有することで、チームや組織全体の成長に貢献していくこと、それがこれからの目標です。